採用担当者ブログ
採用担当の経歴
Author: kitada Created: 2007/11/02 9:52
採用担当者の就職活動日記や仕事歴

感動のロジック
By kitada on 2009/10/09 11:30

前回は小さなソフト会社に勤めた話。

 

研修後は先輩の指導でOJTに入ります。
詳細は忘れましたが内容は「テレビの画面に横スクロールを入れる」。
今で言うテロップの原型みたいですね、私の担当はそのアセンブラのテストプログラムでした。

 

とある日、なかなか動作がうまく行かず会社に泊まった朝に起きてみると
プログラムリストに赤い字で添削されています。
出社した先輩が私が寝ている隙にコードをチェックしてくれたのです。

 

なんとびっくり、前日何時間も掛けて作ったコードが添削後は数行になっています。
コードを一つ一つ追ってみると確かに動きそうです。
ビックリする私をよそに、先輩は「ビール一本ね!」とニッコリ。以来、似たような処理があるといつもそのロジックを使っています。

以後、先輩には頭が上がりません・・

 

続きは次回に。


手も足も出ない・・
By kitada on 2009/07/27 16:01

かなり時間が経ちましたが、前回は小さなソフト会社に勤めた話。


研修は、とりあえずアセンブラの本を1冊渡されて「これ読んどいて」の一言。

途中、先輩による数時間の講義があった以外は結局3日ほど放置されます。

さすがに、何回も読んでいると他にすることも無く先輩に報告。

すると、先輩は「本は理解できた?」と質問するので、「数回読み直したので多分理解しました。」と答える。


早速先輩は、フローチャートの練習問題を出してくれます。

簡単に言うと、メモリー転送のフローでCやJavaなら中身は数行といったところ。(まだC言語は流行る前。)

ところがアセンブラはパズルのように命令を駆使しないと思ったように動作してくれません。

 

と言うより、最初の命令が書けない。再度本を読み直してもさっぱり分からない!!

1日悩んだ末、先輩に「まったく分かりません・・・」と回答するはめに。

その時の聞き方が堂々としていたせいか、その先輩には後々まで「君は新人のときから態度が大きかった」といわれ続けます。

(本人は恐る恐る聞いていたのですが・・)


結局、先輩に書き方を教わりすぐに理解できたが、その時思ったのは「これは自分だけが理解できないのか?初めての人は大抵分からないのか?」

「よくよく見れば本に書いてはあるが、何回読んでも気がつかないと言うことは、本を読んだだけでは実際に書けない何かがあって、そこを埋める教え方があるんじゃないのか?」と。

今考えると、できない自分を認めないかなりプライドの高い新人だったようです。(みなさん、注意しましょう ...

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ソフトウェア開発者募集
By kitada on 2008/12/17 13:36

前回は「ワードプロセッサー」を見てワクワクした話。


それから数年後の転職時、自分はどんな職業が向いているのか真剣に考えます。
・知識が身について給与がもらえる職業
・毎日同じことの繰り返しでない職業
・営業のように毎日外へ出なくてもいい職業
・上司から罵声が飛ばない会社
などなど、まだまだ漠然とした考えです。

 

しかし、「自分も世の中のために何か作ってみたい」と言う思いもありました。
そんな時手にした就職雑誌に「ソフトウェア開発者募集」の特集が掲載されていました。
読んで見ると、「ハードウェア技術者になるのは難しいが、ソフトウェア技術者は勉強すればなれる」とあります。


「勉強させてもらって、そのうえ給与がもらえる。こんなすばらしい職業はない」と思いました。
結局雑誌の記事に導かれ、この業界に進むことを決めます。
あいかわらず単純な性格は変わっていませんが、「ワードプロセッサー」のことが記憶に残っていたのは事実です。

 

その後何社か面接を受け、小さなソフト会社に勤めます。その会社に決めた理由はいくつかあります。
・適性検査を実施した。
 (試験して採用するのだから自分には適性があるのだろうと判断できる。小さな会社で適性の無い人を採用する余裕はないはず。)
 実際、面接のみで採用しようとした会社もありました・・
・面接担当の課長がずっとニコニコしていた。(明るい社風と感じられる。)
・お酒は飲めるかと聞かれ「飲めません」と答えたがかまわないと言ってくれたこと。
 (個人を尊重してくれそう ...

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きっかけは○○!
By kitada on 2008/11/10 17:09

前回は自分は単純な人間だと思った話。


今回は、IT業界に転職するきっかけとなった話。

ある日のこと、外回りの途中でとある展示会が開催中。

ちょうど昼休みの時間、たまたまその日は時間があったので興味本位で立ち寄ってみることに。

そこには、なにやら大きなタイプライターが・・

しかも大きなテレビモニター付!


その機械は「ワードプロセッサー」と言う製品。

説明を聞いてみると、タイプライターは紙に1回しか印刷できないが、この製品なら書き直しも、印刷も何回でも可能。

今はまだ高価だが、将来は量産化、小型化されれば安価で1人1台の時代が来る。

 

衝撃的でした!「自分が生きている世界で、こんな便利なものが製品化されているなんて」。

もともと理系出身のせいか、技術に対する興味があったのでしょうか、訳も分からずワクワクして、帰社してもしばらく興奮していたのを覚えています。

結局、この衝撃がシステムエンジニアへの道を作ったのかもしれません。

 

続きは次回に。


単純な人間!
By kitada on 2008/03/28 16:30

前回は人間力が必要な話。


ある日のこと課長から聞かれます、「きみ化学科出身だったね、じゃあファイン・ケミカルって言葉は知ってるかな?」


はて、まったく聞いたことのない言葉です。直訳すると「品質の優れた化学」とか「微細な化学」とか・・

化学科といっても本を読まないダメ学生だった自分には、なじみのない言葉。

 仕事の合間に本屋を何件もまわったけれども、それらしい文献が見つかりません。

(今なら、インターネットで簡単に検索できる。なんと便利な世の中になったものです・・)


仕方なく、母校の研究室を訪ねてみます。(研究熱心な学生ではなかったので教えてもらえるかかなり不安でした)

 幸いにも研究室の先輩がいたので、早速聞いてみます。

 「付加価値の高い製品」のことだよ。簡単に答えてもらえます。さすが先輩!

 疑問が晴れて、気持ちがすっきり。持つべきはいい先輩ですね!

言われてみたら、自分が販売している会社の商品がまさに「ファイン・ケミカル」。

 なんか、仕事するのにやる気が出てきました。

 自分って単純ですね!

 続きは次回に。


人間力
By kitada on 2008/02/20 19:54

前回は行動基準が出来た話。

 

ある日の量販店の出張です。たしか静岡県の三津(「みと」と読みます)。

 

いつものようにサンプルを配り、陳列棚の前に立ち通りかかるお客さんに商品を勧めます。

 

と言っても自分は1日お店に立っても売れるのはせいぜい5,6個。それでも誰も知らないメーカーの高い洗剤です、それだけ売れれば自分としては多少は満足と思っていた矢先。

 

店のバイヤーが自分のところ来て言います。「お宅の課長は何者?説明を聞いた主婦たちが必ずカゴに入れていく、あんなに洗剤が売れることは今まで無かったよ!」と・・

 

急いで課長の仕事ぶりを見に行くと、確かに主婦たちがみな買い物カゴに入れて行きます。というより、課長が勝手にカゴに入れているのにだれも文句を言わずにレジに向かっているように見えるではないですか!

 

「なんだこりゃ!、自分が一所懸命売っている何倍もなぜ課長は売れるの??」というのが素直な感想。

 

そばで見ていると客の邪魔になりそうだったので課長の背後の棚から会話を盗み聞きしようと思いましたが、残念ながらよく聞こえません。

 

ただし、課長は必ず奥さんの目をしっかりと見ながら話しています。そしておもむろに洗剤をカゴに入れます。そして奥さんはニコニコしてレジへ向かう。

 

まるで魔法に掛かったように、そう、まさに魔法です ...

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行動基準
By kitada on 2008/01/30 15:51

前回はキャラクターの濃い人たちの紹介。今回は続きです。

営業主任:
 元ニッサンの技術マン。一時期ペルシャ(イラン)にて板金技術を教えていたため、営業中の車の中、食事の時間などではたしばしばイランの話をしてくれました。イランではマネージャー待遇のためエアコンの効いた部屋で快適に過ごす。外の温度は50度にもなるらしく、冷房目当てにやってくる技術者で閉口していたとのこと。向こうで生産性を上げるのは至難の業かもしれませんね。ペルシャ語を教えてくれ、数字と簡単な文字は書けるようになりましたが今は全く覚えていません。(もったいない・・)

 メーカーのドライバーだったらしく運転はとても上手。当時はまだエンジンにリミッターもなく高速では、前の車に異常接近して走っています(ちなみにステーションワゴン、速度出ないはずなのですが・・)。今なら危険走行で即逮捕でしょうが、昔は交通量も少なく平和でした。

 私より10歳ほど年上で、今ならちょうど団塊の世代ですか?主任が二十代の頃、アイビーが流行っていたようで髪の毛はいつもスポーツ刈りのような感じでした。奥さん(アメリカ人でモデルだったらしい)と別れたばかりだったようで、いつも昔の思い出を振り返る時の聞き役に徹していました。


課長:
 通産省をやめた後、再建の神様と言われた「早川種三」の孫弟子になったと自分の経歴を教えてくれました。


 と言っても何かを習ったわけではなく、毎日馬券を買いに行かされていたようです。 会社と府中競馬場との往復が続いていたとある日、ただ指示された命令された馬券を買うだけでは面白くない、と言うより暇・・
 それなら自分も馬券を買ってみようと思 ...

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キャラクターの濃い人たち
By kitada on 2008/01/25 20:21

前回は緊急時の連絡方法(けっしてマネをしないで下さい)。


 今回は入社した会社の先輩たちを少し紹介します。
 営業主任:元ニッサンの技術マン。一時期イランにて板金技術を教えていた。妻はアメリカ人。(エピソードは後日)

 

 工場主任:元キャバレーの店長。なぜか課長と意気投合して入社(強引にメカを修理している)。いつも頭にタオルで鉢巻。前歯が一本欠けているため笑うとちょっと怖いです。

 

 工場アルバイト:ホンダの重役の息子。なぜここでバイトしているか不明。車はさすがにホンダ製。

 

 事務:いつも笑顔で電話応対のプロ。勉強になります。自分より20歳は上と思われるが女性に歳は聞けません・・

 

 課長:元通産省。一説では中曽根元首相のかばん持ちで毎日ゴルフ三昧だったとか。これも入社の動機は説明が長くなるので後日にて。

 

 専務:ホテルの学校をでた才女(美人です)。課長をスカウトしてきたのは専務です。

 

 社長:先代が起こした会社をそれなりに経営。ものすごく育ちがいいが経営はどうかな?と言った人物
 

 社長令嬢:たまたま同い年。と言うわけで初対面から慣れなれしく接してきます。まあ、こちらも気兼ねなく話せる人がいるだけで先輩方に囲まれるなか多少の癒しにはなっていたのかも?

 

どうでしょう、普通こんな経歴の人ばかりは集まりませんよね?はた ...

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緊急時の連絡方法
By kitada on 2008/01/12 15:49

前回は研修の話。

 現在と違って私が就職した頃は携帯電話はありませんでした。出先の社員に緊急連絡するにはどうしたらいいでしょう?

 

 とある会社の出来事。ある営業マンが荷物を運搬するため会社を出発。その後急用ができて引き返し命令を出したい・・・

 少し前に使われていたポケベルもない、客先に電話して引き返すようにお願いしても戻るのは4時間後。これではその日の予定は変更できません。(今なら電話かメールで数分後には連絡できます、便利になったものです。)

 

 さて、その会社の上司が考えた方法。「たしか、客先までいつも高速道路を使っていたはず。じゃあ高速に乗る前に連絡できればいいのでは?」。かくして、女性事務員に指示し、警察に連絡してもらいます。(もしかしたら高速道路の管理事務所だったのかも?)。事務員:「社員の身内が危篤なので至急連絡を取りたい。ついては高速に乗る前に社員を捕まえてもらえないでしょうか?」。

 

 それを聞いた警察の対応:「了解しました。車のナンバーを教えてください。」(昔の警察はとても市民に協力的だっと思われます。)かくして、高速の入り口でパトロールカーが待機すること数十分。何も知らない営業マン、高速に乗ろうとした瞬間、警察に停止命令を出され、連行されます。営業マン:「どうしたの?俺なにも悪いことしてないよ・・・」。警察官から会社に電話するよう指示され、電話してみると。事務員:「だまってこちらの指示に従って。急用ができて引き返してほしい。警察には身内の不幸といってあるから、そのつもりで。」。それを聞いた営業マン、びっくりしながらも、警察にお礼を言って引き返したということです。

 ちなみに、時効だと思いますが間違っても通報しないで下さいね。続きは次回に。


新人研修と休暇
By kitada on 2007/12/21 17:07

前回は名刺交換で失敗した話。
 入社した会社はパート、アルバイトを含めても20人ほど。よって4月に新人が入ることなどなく、研修なるものもありません。したがってその場で教えてその場で覚えることが多かったです。今なら「ずいぶん乱暴な会社だな?」と思われるかもしれませんが、実はこれが早く覚える道なのです。昔から「習うより慣れろ」って言いますから。


 会社(洗剤メーカー)の仕事内容は下記のようになります。
 ・製造:主担当が3人、アルバイト2人、パートが5人。
 ・営業:私と課長を含めて5人
 ・配送:2人
 ・事務:2人
 ・経営:2人(社長と専務)


 通常、営業と言えば「物を売るのが仕事」と考えがちですが、小さな会社でしたのでなんでもやります。特に製造が間に合わない時は私も空いた時間でお手伝い。「洗剤ってどうやって作るか?」簡単です。指示された配合で原料を混ぜてパックするだけ。(今ならもっと工程管理がキチンとしていると思いますが当時はかなり適当・・)。入社してすぐに工場に連れて行かれ、みんなに紹介されますが、結構緊迫した雰囲気でだれもまともには応対してくれません。そのうち、こわもての担当者が応対してくれますが、若者に向かって「おい、機械を止めるんじゃないぞ!」と叫びます。若者「分かってるよ!」、これも大声で叫びます。かくしてこの場の第一印象は「怖い現場」です。後で理由を聞いたら増産で毎日昼食をとる余裕もなく機械を稼動させてしていたようです、怒鳴りたくもなりますよね。


 稼動している機械を簡単に説明すると、一回分を量り6個に分け、上下のフィルムでサンドイッチしカッターで6個に分割する。最終的に、ベルトコンベアで流れてきたパックを別の場所に運ぶ。と万事順調なら問題ないのですが、どうにも機械の調子が悪いらしい。増産に対応するため、生産スピードを上げたためあちこちでフィルムのズレが発生し、洗剤がはみ出しています。「はみ出した洗剤はどうするの?」。そう、不 ...

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